ベタ足の方が動きが速い!
前回は、つま先で構えるとかえって遅くなるばかりか足の障害を引き起こすと言う事をお話ししました。
知らない人は疑問を持つかもしれませんが、実はベタ足の方が速く動けるのです!!
もちろん障害リスクを抑えられると言う点も含めて、メリットだらけです♪(^ ^)
では何故ベタ足の方が速く動けるのでしょうか?
身体の移動とは、重心移動とも言い換えられます。
フットワークや走るなども含めそれは重心移動ということになります。
そこでどうしたら速く重心移動出来るが争点となるわけです。
ベタ足でいると安定し過ぎて反応が出来ない様な印象があると思いますが、
ベタ足で立っている時であっても重心は一点なのです。

バランスボールやバランスディスクでは得られないバランス感覚を養えるバランスボード
安定した重心を感じられるとバランスの崩しも感じ易い
それは足幅を広くとっても同じです。
どんなに足幅広く立ったとしても重心は一点であるため、支えている基底面から重心を外せば簡単にバランスを崩せる(=移動出来る)わけです。
立っているバランスを簡単に崩せるということうは、簡単に移動出来ることにもなります。
それが走りも含め「フットワーク」となるわけです。
また、ベタ足の場合、つま先など前足部に力を入れれば多少バランスを崩しても立っていられます。
それは安定にも繋がります。
結局、ベタ足というのは、安定と移動を容易にするテクニックなのです。
では、ベタ足からのフットワークはどの様にしたら良いのか?
次回お話ししていきたいと思います。