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体幹軸の感じ方

体幹軸が大切であることは、ほとんどのスポーツにおいて当てはまります。

しかし実際体幹軸を上手く使えない方は少なくなく、言葉では分かっていても、

感覚的に分からない方も多いものです。

JPSAではそんな方用に体幹軸を感じるためのトレーニングプログラムをご用意しています。

体幹軸を利用した足踏み

ここでは、簡単に出来る体幹軸を利用した足踏みをご紹介します。

後ろで手を組み腕を固定して足踏みをします。パンツ両脇のポケットに手を入れて行っても可能です。

慣れないと、上半身は動かず脚しか動かないかもしれませんが、腕を振る代わりに肩を振るようにします。

手を組まず、普通に腕を振る通常の足踏みではコアである体幹は一切動かず、右手が前に行ったら左足が上がるといったリズムになりますから腕と脚しか動きません。

それに対して体幹軸を使った足踏みは体幹の軸を基にして動くため、体幹軸を中心に肩が振られていきます。肩関節を支点とした通常のリズムの様な腕の振りは有りません。

後ろで手を組んだ足踏みから手を放しての足踏み

一見体幹部の無駄な動きの様に見えますが、体幹のパワーを四肢に伝え易くなるためパフォーマンスが上がり、障害リスクを大幅に減らすことが出来ます。

竹とんぼを飛ばす時に羽を回して飛ばそうとしても飛んでいきませんが、心棒を使って回すと飛んでいくのと同じで、体幹部から四肢へのパワーの伝達が上手くいくようになります。

体幹軸は、いつも垂直とは限りません。

「こま」の様に斜めにもなります。水平近くでは水泳のクロールや背泳も軸からの動きになります。

そして体幹軸は、単にその軸だけではなく腕全体の内旋外旋につながり、それが円運動に発展し、結果的に野球では投球フォームになりテニスではボールを打つフォームになっている訳です(^ ^)

もちろん野球やテニスでけではなく体幹軸からの連動は、あらゆる動作の基本となっているのです。

空手やボクシングも然り!

言い換えれば、体幹軸からの動きが結果的に今ある様々なスポーツフォームになっていったと言えるのです。

体幹軸からの動きはスポーツはもちろん日常生活でも活かせます。例えば階段の上り下り。

特に階段の登りでは、脚の筋肉の張りが出にくくなったり、息がさほど上がらなくなったりします。

また、下りではリズミカルに降りて行くことが出来、身体に負担が掛からなくなります。

陸上競技界での走りでは、まだまだほとんどの選手は体幹軸走りをしていませんが、

重力を最大限利用し体幹軸走りが出来ればもっと記録が伸びると考えます。

ちなみに、プロボクシングを引退された長谷川穂積さんのロードワークでの走りは動画を見た限りでは体幹軸走りになっていました。体幹軸での走りは、走りながらシャドーボクシングが出来ますが、一般的な走り方ですと、走りながらシャドーボクシングは出来ません。

体幹軸での走りをすれば、野球ではボールを捕球し易く投げ易くなりますし、テニスでは走っていってそのままボールを打つフォームに結び易くなります。またバスケではドリブルをし易くなりラグビーではボールを持っても走り易くなります。

一般の方では傘をさしもう片方の手でカバンを持って走っても走り易くなります。

実はどんなスポーツでも、日常生活そのものが動きの練習になります。

けっしてスポーツをやっている時だけが練習ではないのです。

JPSAでは、体幹軸把握のトレーニングも行います。

体幹軸を把握して是非効率の良い動きを目指しましょう♪

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